外国で暮らすことはどの国の人にとっても容易ではない話

ドイツ日常
ベネチア
ドイツ日常

日本人は外国語習得がとても苦手だという印象が強いです。

他の外国人と比べて英語やドイツ語の習得速度や能力に目に見えて差があります。

この点はドイツに暮らすどの日本人も同じ意見をもっていました。

語学習得速度に差があるんだから海外暮らしは日本人にとって簡単なものではないのは当然。

他の国出身の人たちが外国に移住する次元とは同じではなく、彼らにとって語学の壁は私たち日本人にとってのそれよりずっと低いはずだから海外移住は特に問題ないんだろう。

と安易に想像してしまっていましたが、この考えが大きく変わる話を友達から聞きました。

彼女はスペイン語圏出身(中南米出身)かつ英語もネイティブレベル。

スペインに移住して約一年ですが、話を聞いていると同じ言語の国に移住しても本当に苦労してきたのがしみじみ伝わりました。

スペイン語も国、さらに同じ国でも地域によってかなりアクセントや単語の意味がかわってくるらしく、さらに彼女はカタルニア地区に居住しているのでなおさら苦労が大きいようです。

そこに暮らす人々はみんなカタルニア語を話すので、わざわざ語学学校のコースを受けて勉強する必要があるそうです。

そこでの語学学校や大学院でのクラスメートは皆口をそろえて「カタルニア語習得は簡単だよ、大丈夫大丈夫!」とアドバイスしてくるらしいのですが、実際はそうもいかずかなり苦戦しているようです。

急いで決めたアパートも条件が悪いので早いうちに退去したところ、納得いかない形で退去費用をたくさん請求されたり、新居の隣人が騒音被害を訴えてきたり。

騒音被害は昼の3時ごろ、椅子を動かす程度の生活音をレコーダーで録音してまで苦情を訴えてきたそうです。

ドイツも騒音には厳しく、日曜や平日夜の10時以降は静かに過ごすことが賃貸契約に定められていますが、昼間の騒音苦情はなかなかありません。この隣人の苦情は大げさだなと思いました。

外国人にとっての住居探しや住まいの問題はどの国でもどの国の出身でも同じ境遇のようです。

外国人⇒言語に不自由またはその国の賃貸関係の利権に詳しくない

⇒家主が借主に不利なことをしてくる(退去時に部屋を汚した、傷つけた、とお金を請求してくる、または家主が負担しなければならない修理費用などを負わない。壊れたままにしておくなど。)

スペイン語圏からスペインに移住することは私から見れば一見苦労が少ないように思えていましたが、文化の違い、地方言語の違いからどんな人種や語学能力、誰にとっても海外生活・海外移住は楽なものではないんだなと痛感しました。

海外暮らしにうんざりしても自分だけ・日本人だからではないのだとわかれば、少し海外生活も気が楽になるかもしれません。

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