弁護士選びの注意点 ①労務専門の弁護士事務所

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ドイツで働く・仕事探しドイツ生活 よくないところ

複数分野を扱う大手法律事務所ではなく、

労務・Arbeitsrechtのみに特化した法律事務所

を選ぶことを強く推奨します

労務に特化した法律事務所でなければならない理由

「とりあえず大手」と思ってウェブで見つけた弁護士事務所を選んだのですが、安易に大手を選んだのが初めの大きなミスでした。

大手だと、複数の専門分野(労務以外の交通法など)を担当しており、労働法や労務に強いかどうかは不確かだからです。

扱っている分野の中の一つが労務なだけで、労務に強いとは限りません。

本来なら労務専門信頼できる弁護士に依頼でき、良い交渉を期待できたであろうところをうっかり間違った選び方をしたために違う結果を招くことになりかねません。

弁護を依頼する顧客のほとんどは弁護士保険に加入しているので、クライアント(私たち依頼人)の支払額は少額です。残りの高額部分は保険がカバーします。

  • クライアントである私たちの費用負担は少額
  • 費用の大半は保険会社の負担になるので自動的に支払(事務所にとっての売上)が保証される
  • 案件が成功しなくても、労働者の不利な結果に終わっても、弁護士や事務所に大きな痛手はない

という弁護士や事務所にとっては最高のビジネスなわけです。

大手法律事務所が無責任な風潮でセールしてくるのも納得です。

成功報酬ではないので、契約さえすれば売上の確定です。

なので、小さな事務所でも、大きな事務所でも、必ず労働分野(Arbeitsrecht)に特化したところを選んでください。

大きな事務所の労務専門もよいですが、初回の電話相談予約を取るのが難しかったりもするのでこの点はご注意ください。

弁護士・弁護士事務所選びは、担当弁護士本人もいってましたが本当にくじ引きです。

大手事務所の「労務扱ってますよ」、というような事務所・電話相談で勧誘してくるようなところは、なるべく避け、労務に関する専門ページを持つ事務所を選ぶことをお勧めします。

初回無料相談に要注意!

後で知ったことですが、初回の電話相談の相手は弁護士ではなくただの見積もり担当者だったそうです。

初回無料相談がどうりで気分のいい安心できる話だと思ったら、いわゆるセールスだったのです。

どんな事務所も初回時に勝訴の確約や交渉成功の確約はできません

それは十分承知ですが、それでもあの初回相談は少々詐欺まがいに感じました。

確約はもちろんしてきませんが、

  • 契約したくなるよう
  • 自分の必要書類を弁護士に提示して更なる相談をしてみたくなるよう

上手に話をもってくるのです。

ほかの大手弁護士事務所にも電話相談しましたが、同じように契約させるよう都合のいいことを言ってきました。

セールスしてくる=契約したくなるようなことを言ってくる事務所には要注意です

実績がなかったり拡大中の法律事務所は、クライアントや案件確保に躍起になっています。

そのため、安易に

ドイツでも実績のある大手事務所です!

と出まかせを言ってきたり、退職金の高額交渉をほのめかしたりしてきますが、実際担当の弁護士と話を進めると全く違う話になったりもします。

初回無料相談時の担当者はセールストーク

契約後の担当弁護士は「電話相談の担当者は弁護士じゃないから。」

という理由でまともにこちらの事情を聴いてもらえなかった経験があるのでこの点ご注意ください。

弁護士選びを間違えた経緯

まず、インターネットでArbeitsrechtanwalt, Aufhebungsvertrag, Kündigungというキーワードと自分の住む町で検索すると、大きな法律事務所の広告がいくつか表示されるので、

  • とりあえず大きそうな法律事務所
  • ホームページが立派なところに初回無料電話相談
  • 電話の相手がわかりやすく説得力もあり、好印象だった

ということで、とある大手法律事務所とオンライン契約したのですが、こうした理由で選んだことは大きな間違いでした。

さて、どこが間違いだったのでしょうか?

オンラインで契約したのはいいものの、急を要する案件(会社への回答期限が残り2日!)にもかかわらず翌日全く連絡なし

電話したところで自分の担当弁護士が誰なのかすらわからない状態。

初回無料電話の担当者を指名しても音さたなし。

最終手段はホームページに記載されている事務所のメールアドレス宛に、

今日の昼までに連絡なければ契約は取り消します

というメールを送信して初めて連絡が来ました

やっとのことで連絡が来ましたが、この弁護士とのやり取りにどうも腑に落ちず、経歴をネットで調べてみたところ、なんとびっくり。

びっくり、というより残念な意味で納得できてしまったのですが、実は担当の弁護士は契約した事務所での勤務期間も半年ほどという新米の担当者でした。

この弁護士の専門が労務なのかも不明でした。

弁護士事務所のホームページには、勤務する弁護士の名前と専門が写真付きで掲載されるものらしいのですが、この担当者の紹介は一切ありませんでした。

半年の勤務期間なら、まだ掲載するには十分な経験ではないのか、またはこの事務所のウェブサイトのアップデートが遅いのか・・・

くま
くま

知らないことだらけ。。。

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